第277章 灰原様の一方的な修羅場(加更)

柴田裕香は血のつながりのない母と義母を一緒にステージに上げて花束を贈り抱き合うことができるなんて、まさに姫君の運命を持っているわ。

そして。

間もなく、柴田裕香は再び大勢のファンを獲得し、多くのメディアアカウントが彼女の美しさと優しさを称賛した。

しかし。

数日も経たないうちに、柴田の母は長男にほとんど天に昇りそうなほど怒らされた!

前回柴田陸信が警告したのに、彼女は気にしなかった。その結果、翌日、柴田陸信は彼女のカードを止めてしまった!!?

さらに、秘書に伝えさせたのは、今後何か買いたいものがあれば、全て領収書を持って精算しなければならないということ……

こんな年になって、まさか自分の息子にこんな仕打ちを受けるなんて!!?

……

7組。

「灰原様、来いよ。ゲームをしない人生は不完全だよ。安心して、土屋兄さんが引っ張ってあげるから!」