第360章 コンテスト満点!

元々彼は下で聞いていた時、誰かが三浦雅子を押さえ込んだことに驚いていたが、まさか自分も押さえ込まれるとは思ってもみなかった。

内田和弘は端正な顔を曇らせながら、議長台に向かって歩いていった。まるで大きな侮辱を受けたかのようだった。

その瞬間。

生徒だけでなく、教師までもが呆然としていた。

永徳にこんなレベルのダークホースが隠れていたなんて!??

「けも...神様、まさか内田和弘を超えるなんて、本当にすごい奴だ」土屋遥は隣の席の人が'けもの'という言葉を嫌がるのを思い出し、すぐに言い直した。

そう言って。

彼は佐藤知行の方を向き、内田和弘を揶揄するような口調で「佐藤兄さん、一位は誰だと思う?」と尋ねた。

「灰原様だろう」

佐藤知行は躊躇なく答えた。

「...」このデブと話すのは本当に疲れる。