Y.G.が出てきた!??
どういう状況???
迷う暇もなく、手の早い人たちはもう赤い封筒を受け取っていた!
マーカスがソフトを作った時に金額の制限を設定していなかったため、みんなが受け取った赤い封筒は数千から数万で、びっくりして足がガクガクした。
Y.G.は一度に十数回も赤い封筒を配り、一つの封筒に数十万も……
これはマジで太っ腹すぎるだろ!??
そして。
Y.G.は二人の大物研究所のメンバーの心の中で、新しい呼び名が付け加えられた。
——Y.G.・福の神
すぐに、マーカスが出てきた。
【マーカス:福の神、どうしたんですか?】
【Y.G.:別に、学生が賞を取って、嬉しくて。】
メッセージを見たマーカス:「……」
さっきまでティッキーとジェースミンが泣きながら言っていたのは、自分の先生が厳しすぎて、賞を取った後も先生は高貴で冷たく「うん、分かった」とだけ返事をして、まるでそれがとても普通のことのように。