【あぁぁぁ私もうダメ!さっきの射撃の姿がマジでかっこよすぎた!!!】
【灰原優歌がこの番組に来たのは、打ちのめすためなの???】
【裕也さんはなぜ今日まで妹を連れてこなかったの!?妹があまりにも優秀すぎて、大好き!!!】
ゲストたちも教官も、呆然と灰原優歌を見つめていた。
教官は我慢できずに尋ねた。「あなたと競争したのは誰?」
「光輝という人だと思います」
灰原優歌はゆっくりと答えた。
教官はその言葉を聞いて、さらに体が固まった!
あの部隊で最も優秀な隊員が、なぜ灰原優歌に負けるはずがある!??
もしかして手加減したのか!?
でも光輝は損得をわきまえているはず、戦区内でそんな罰を受けるようなことをするはずがない!??
教官が口を開こうとした瞬間、突然電話がかかってきた。