海野桜は彼のキスに酔いしれ、何度も何度も!
東山裕は、どれだけキスしても足りなかった。
深いキスを終えて彼女から離れ、熱い視線で数秒見つめた後、また唇を重ねた!
車が目的地に着いた時、やっと彼は名残惜しそうに彼女から離れた。
顔を赤らめた海野桜は、彼が浜田家の屋敷ではなく、以前二人が結婚して住んでいた場所に連れてきたことに気づいた。
海野桜は不思議そうに尋ねた:「どうしてここに?」
東山裕は微笑んで:「今夜は僕と一緒にいて欲しい、帰したくないんだ。」
海野桜の顔がまた赤くなり、「でも、おじいちゃんのところは……」
「おじいちゃんは君が無事だと分かってる、今夜だけだから!」
海野桜は彼の切望を見て取り、心臓が激しく鼓動した。でも今は、彼女も彼と一緒にいたかった。
何をしてもいい……