第130章 薬漬け(2)

彼女は今や医師となったものの、まだ診察はできないが、時折甘祖父について病気を診て経験を学ぶことがある。しかし、その機会は限られており、見識を広げるには十分ではない。目の前に患者がいれば、心が動かないはずがない。

景雲昭も自分が少し唐突だったことに気づき、急いで付け加えた。「実は、私は少し医術を学んでいます。」

まだ脈を取っていないため、景雲昭は自分に治せると断言することはできなかった。

二枚目の霊玉もほぼ吸収し終えているが、唐子華の病は幼い頃からのもののようで、今の自分の実力ではどうとも言えなかった。

「医術を学んでいたのか?」唐おじいさまはさらに驚いた。先ほどの会話で、この娘が適当なことを言うような人ではないと感じていたが、自分の孫と同じくらいの年齢の子供が医術を学んでいたとは、にわかには信じがたかった。

唐おじいさまでさえそうなのだから、まして唐子華はなおさらだった。

老人と少年は彼女をしばらく見つめ、景雲昭は少し居心地が悪くなってきた。

「もし唐様がお望みでないなら、それで結構です。ただ聞いてみただけですので……」景雲昭は言い直した。

この唐家は寧市で指折りの名家であり、唐家の子孫たちが接する医師は当然、国内外の最高の医師たちばかりだ。彼女のこの申し出は確かに誤解を招くかもしれない。

景雲昭が唐様に断られると思った矢先、彼は突然微笑んで言った。「子華、この娘に診てもらいなさい。」

好奇心、そして期待さえも感じられた。このような感覚は久しく味わっていなかった。特に子供に対してそう感じるのは珍しかった。

唐子華は少し戸惑いながらも、素直に景雲昭の隣に座り、考えた後、国医の作法に従って手首を机の上に置いた。

景雲昭はそこで気づいた。唐子華は非常に白く、その白さには病的なものが感じられた。

落ち着いて手を伸ばして脈を取ると、虚浮な脈の鼓動を感じ、景雲昭も心の中で驚いた。脈は弱々しいながらも一筋の生気があり、内臓が弱く大補は耐えられないが、補わないわけにもいかない。今の顔色が良いのは、普段から定期的に薬を服用しているためだろうが、その薬は根本的な治療にはなっていない。