第454章 パーティーに出席する(2)

もし本当に千葉若様のお客様なら、千葉若様はとっくに招待状を送っているはずだ。

招待状もなく、見た目からしても、この二人はパーティーに便乗しようとしているようにしか見えない。

厚かましい人たちがいて、このような場に紛れ込み、上流社会の人々と知り合おうとするのだ。

スタッフも一言忠告した:「こちらの紳士と淑女、実はこのような場は若い女性が参加するのに適していないのです。」

スタッフが言い終わるか終わらないかのうちに、今日のパーティーの主役である千葉佳津がホールから急いで出てきて、佐藤和音に向かって直進してきた。

「申し訳ありません、この方は私の友人です。」千葉佳津は入口のスタッフに言った。

スタッフと周りの来賓はすぐに呆然とした。

本当に千葉若様の友人だったのか?

それも千葉若様が自ら出迎えに来るほどの友人?