第546章:再度の協力(2)

少しの遠回しもなく、馬場絵里菜は今回の協力の核心的な問題を直接的に述べた。

以前白川昼とこの件について話し合った時の考えと同じように、馬場絵里菜の第一候補の協力相手は常にセンチュリーグループであり、それが成立しない場合に初めて他の会社を検討するつもりだった。

豊田剛は遊園地プロジェクトの経験はなかったが、絵里菜が言うように、ホテルプロジェクトにはすでにセンチュリーグループから多くの人員を派遣しており、さらにセンチュリーグループ自体が開発中のプロジェクトにも人手が必要だった。

そのため、豊田剛自身も現在の会社の工事部門の余剰人員が絵里菜の期待に応えられるかどうかわからなかった。

そう考えながら、豊田剛は絵里菜に尋ねた:「それで、あなたたちのプロジェクト企画書では、工事人員の要求は何人なんですか。」