067:高額の帝王緑、余計な詮索はするな!_4

「もういいわ、私には縁がないみたい」高級化粧品に慣れている白川露依は、自分の顔で冗談を言うつもりはなかった。

それに。

白川露依は義母が自分を騙しているような気がしていた。

効果がそんなに早く出る化粧品なのに、副作用が全くないなんて。

誰が信じるというの?

それに山下おばあさんは今ビデオ通話をしたがらない。きっと顔がボロボロになって、人に会うのが恥ずかしいんでしょう。

この義母は本当に負けず嫌いね!

家族なのに。

恥ずかしがることなんてないのに?

白川露依は続けて言った:「お母さん、本当にお顔は大丈夫なの?今晩ビデオ通話しませんか?」

山下おばあさんは言った:「今晩は鈴木叔母さんと遅くまでおしゃべりする予定だから、あなたとビデオ通話する時間がないわ」

それを聞いて、画面の向こうの白川露依は目を細めた。