076:約束、衝撃!_4

しばらくして、彼女は小林綾乃を見つめ、「綾乃、さっき私に話したいことがあったでしょう?」

「私が話したかったのはこのことです。」そう言って、小林綾乃は続けた。「私はもう寝ます。お母さんも早く休んでください。」

言うべきこと、言うべきでないこと、すべて話してしまった。

小林桂代は頑固な人間ではなかった。

今夜のことがあれば、小林桂美とどのような距離感を保つべきか、きっと分かるはずだ。

部屋に戻ってから。

小林綾乃はすぐには寝ずに、改造したパソコンを開いた。

アカウントにログインしたばかりのとき。

メッセージが一通届いた。

秋山傲からだった。

[ようやくオンラインになりましたね。]

[話せ。]

秋山傲は相手から送られてきた一文字を見て、苦笑した。

これは大物らしい態度だ。