104:自業自得_7

植田雅静は興奮して小林綾乃を抱きしめ、「あぁぁ!隣の席の子、ありがとう!」

小林綾乃を抱きしめた後、植田雅静は不適切さを感じた。

もし小林綾乃が他人に抱きしめられるのを嫌がっていたらどうしよう?

この行動は少し越権的だったかもしれない。

そう思い、植田雅静は小林綾乃の顔を見上げると、彼女の表情に不快感が全くないのを見て、やっと安心した。

植田雅静は続けて言った:「隣の席の子は本当に私のアイドルだわ。母が言ってたけど、この美人亭って手に入れるのすごく難しいんだって!」

母親が小林綾乃が自分に美人亭をくれたのを見たら、きっと喜ぶだろう。

朝読の後は体操の時間だった。

もう11月になっていたが。

青葉市は熱帯都市で、紫外線が特に強く、30分の体操が終わると、みんな制服を脱いでいた。