018交友、貧困学習グループ_3

彼は中庭に戻り、木工を続けた。

「じゃあ、明日の朝にもう一度説明するわ」白川華怜は独り言のように言った。

安藤宗次:「どんなスピードで進んでも、光速は私にとって常に30万キロメートルだ。たとえ光速で30万キロメートル進んでも、光速は私に対して依然として30万キロメートルなんだ」

聞いていた安藤智秋は「……」

父は老人大学に入るつもりなのか?

白川華怜は少し不満そうで、カバンを置くと、安藤宗次の後に庭へ付いていき、「おじいちゃん、説明が曖昧すぎるわ。もう一度説明させて@%*(^……」

ようやく安藤宗次から望んでいた答えを聞けた白川華怜は、満足して自分の部屋に戻り、問題を解き続けた。

安藤智秋はこの光景を驚きの目で見ていた。

安藤宗次は手の中の小さな椅子を作り終えると、そばの煙管を取り上げて火をつけ、「子や孫には子や孫の幸せがある。優香と華怜のことは心配するな。遅いから今日はここに泊まりなさい」

そう言うと、小さな椅子を持って自分の部屋に入った。

安藤智秋は安藤宗次の意図を理解し、これ以上は強要しなかった。

翌朝、安藤智秋が起きると、白川華怜が安藤宗次のベッドの横に座って、彼が起きるのを待っているのを見た。

彼は「……」

だから、なぜ小さな椅子を作ったんだ?

誰かが早起きになることを心配しないのか?

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今日は金曜日だ。

午後の最後の授業は国語で、奥田幸香は教壇に立って、「来週末は月例テストです。みんな気を引き締めてください。それと、みんな知っているように学校祭が近づいています。その時、陽城中学校の支援者が見学に来られます。学校は今回、各クラス最低一つの出し物を出すように決めました。文化委員は私たちのクラスがどんな出し物をするか考えてください」

金曜日が近づくにつれ、みんな興奮していた。

「はい、奥田のお母さん!」山田と男子生徒たちは机を叩きながら答えた。

白川華怜は放課後、塾に行かなければならなかった。

8組の担任は昨夜の課題を集め、今日のビデオを流し始めた。

ビデオが終わると、8組の担任は課題を出さずに、前に立って笑顔で言った:「学習を促進するために、相互援助グループを作ることにしました。3〜4人一組で、自由に組んでください」

その言葉が出るや否や、塾のみんなの視線は田中駆、中村優香、畑野景明に集中した。