私が殺害される前日、山本隆司は賭け事で負け、また私に金を借りようと電話をかけてきました。今回は5億円という大金を借りようとしましたが、額が大きすぎたので断りました。そのことがきっかけで、彼は妻と共謀して私の財産を奪い、命を奪おうとしたのです。
驚いたことに、二人は私のベッドの上で裸になって、私を殺す計画を立てていたのです。
山本隆司は最初、妻にお金を求めました。5億円を投資すると言いましたが、妻は普段から散財が激しく、貯金する習慣がなかったため、そんな大金は用意できませんでした。
「愛子、俺たちがずっと不倫関係でいるのは嫌だろう?堂々と一緒になりたいんじゃないのか?」
「そうよ!ずっとそう思ってたわ!でも、あなたが藤田との離婚に反対するから...」
「離婚したら彼の金を手に入れられないだろう?俺たちも生活していかなきゃならないんだ。確かに一からやり直す自信はあるけど、それには10年はかかる。俺は苦労してもいいけど、お前には苦労させたくないんだ」