第2章 修正後:

警察署に向かう途中、某SNSの暴露投稿を開いてみると、時系列順にコメントを見ていくと、案の定、自分のプライバシーが晒されていた。

コメント欄だけでなく、ハッシュタグの中にもたくさんあった。私の観察によると、最初に私のプライバシーを拡散したアカウントは一つだけだった。私は急いでそのアカウントのプロフィールページと投稿内容のスクリーンショットを撮り、緊張した面持ちで警察署に向かった。

緊張しないわけにはいかなかった。今の社会には正義マンが大勢いて、彼らが私という渣男をどんな方法で制裁するかわからないからだ。

私は冷笑して、警察署に着くと、すぐに通報して事件として取り扱うよう要請した。

その時、横から手が伸びて私の前を遮った。

振り向くと、やはり堀川美佳だった。この女は私が通報するのを防ぐため、何日もここで待ち伏せしていたのだろう。前世では私は彼女を信じ切っていたが、今世では、この顔を見ると、思い切り平手打ちをくらわせてやりたくなる!