274 影山若様に報告、全て脱がせました

ズボンを脱がすのは一瞬の出来事で、白川蓮が反応する間もなく、下半身に冷たさを感じ、全身に鳥肌が立った。白川蓮は驚きで目を銅鑼のように見開いた。

白川蓮は両足を強く閉じ、怒りの叫び声を上げた。その声は何台もの車のクラクションが連続して鳴るような耳障りな音で、鼓膜を突き刺すように、精神的に大きな圧迫感を与えた!

「何をするの!?何をしているの!夏川澄花、よくもそんなことを!私は死んでもあなたを許さない!今マスクをしているからって誰だか分からないとでも思ってるの!もし生きて出られたら!絶対に許さないわ!あなたの家族全員殺してやる!あなたの家族全員に天罰を下してやる!」

「あああああ!!!!死んでも許さないわ!!」

白川蓮は体を震わせながら激しく叫び、怒りを爆発させた。目の前の男を怒りの目で睨みつけ、その一挙手一投足を警戒していた!

しかし男は彼女の目の前で、それ以上何もせず、ただ椅子を持ってきて白川蓮の向かいに置いた。

男はゆっくりと腰を下ろし、マスクをつけた顔を上げ、頬杖をついて静かに白川蓮を見つめた。

一言も発せず、それ以上の冒涜的な行為もなかった。

ただ静かに彼女を見つめ続けた。

白川蓮は居心地が悪くて仕方がなかったが、その視線に耐えなければならず、心の中で巨大な羞恥心が際限なく膨らんでいった。

白川蓮にはこの男の行動の意味が分からなかったが、この視線の下で受ける屈辱は目に見えないものであり、精神的なダメージも非常に大きいことは理解していた。

白川蓮は耐えられなかった。

歯を食いしばり、体中の耐え難い痛みに耐えながら、冷たい声で問いただした。「これはどういうつもり?私を見ないで!出て行きなさい!私を解放して!さもないと影山瑛志がこのことを知ったら、絶対にあなたを許さないわ。」

白川蓮は悪意に満ちた脅しの言葉を吐き、目に怒りを滲ませた。

しかし彼女が知らないことだが、これは全て影山瑛志の命令だったのだ。

男は真剣な眼差しで彼女を見つめ、彼女の言葉を聞いて、その目に哀れみと嘲笑の色が浮かんだ。

白川蓮の体つきは本当に素晴らしく、肉付きの良い部分は豊満で、形も美しく丸みを帯びており、目が離せないほどだった。そこに傷跡が加わることで、独特の美しさが生まれていた。

男の彼女を見る目はさらに深みを増した。