神城連真は普段神城煌とあまり会話をしないが、この時はとても積極的で、煌に尋ねた。「息子よ、今回の手工芸の宿題のテーマは何だい?」
神城煌は少し気が進まない様子だったが、それでも答えた。「夢!」
神城連真はさらに尋ねた。「君の夢は何だい?」
神城煌は少し頭を上げ、真剣に考えてから答えた。「僕はデザイナーになりたいんだ、服飾デザイナーになって、世界で一番きれいな服をママのためにデザインしたいんだ!」
神城連真は心の中で息子を褒めずにはいられなかった。いい子だ!
「じゃあ、今日はパパが一緒にママのために特別なドレスをデザインしてみないか?絵を描く部分は煌に任せて、モデルは自分で描いて、服は一緒に作って絵に貼り付けるというのはどうだろう?」神城連真は詳しく説明した。
神城煌はしばらく考えてから、自分がなぜこんな良いアイデアを思いつかなかったのかと思い、すぐに興奮して頷いた。