第021章 私の権利を享受する

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コメント欄では、鋭い目を持つ人がそのネックレスを認識していた。

花生長树上:【上野さんは本当に私たちの愛さんを甘やかしてるわね、10億円もする高価なネックレス、なんてこと。】

愛さん老婆粉:【愛さんと上野さんは天が結んだ仲よ、私たちの愛さん以外、誰も上野さんの隣に立つ資格はないわ。】

愛さん最美:【これが誕生日とプロポーズを一緒に祝ったものだと思うのは私だけ?このイチャイチャぶりは一年分のご飯のおかずになるわ。】

スマホの画面が突然点滅した。

草場盟子からの電話だった。

秋田結はさっき彼女に返信しなかったので、彼女はきっと待ちきれなかったのだろう。

「結ちゃん、私が送ったの見た?三井愛と上野さんの噂話が大炎上してるわ。彼は一体どうしたの、あなたと結婚したばかりなのに、まだ三井愛と噂を立てるなんて?しかも写真の日付を見ると、あなたたちの新婚二日目じゃない?」