甘奈は嬉しそうな表情を浮かべ、興奮して尋ねた。「本当?」
「もちろんさ。お前のママは俺の绘里ちゃんで、お前はこれから俺の甘奈ちゃんだ。母娘二人とも俺が独占する」
甘奈:「……」
エマ、すごく興奮する。ついにイケメンのおじさんを仲間に引き入れることに成功した。
甘奈は機知に富んだ大きな目で目の前の藤原海翔をじっくりと観察し、その後小さな手で男性の肩をポンポンと叩き、大人ぶって言った。
「私は今、仙台のTfboyファンクラブの会長なの。あなたが入会したいなら構わないけど、藤原おじさんはこれから私の言うことを聞かなきゃダメよ」
「いいでしょ、簡単に言うと、これからあなたは私の子分になってくれる?」
幼稚園では明くんも子分を持っているから、自分だって一人くらい欲しい。それに重要なのはイケメンであること。