有栖川:「……」
有栖川は理解した……
この小さなロリータは、彼氏を量産する機械なのか?
自分たち三人全員を彼氏にするつもりなのか?
有栖川の口元が数回痙攣した。
小さなロリータの潤んだ大きな瞳は明るい光を放ち、とても魅力的で、艶やかで、まるで花のようだった。
「もちろん問題ないよ」
「やったー!じゃあ、有栖川さんにもハンコを押しますね」
甘奈は満足げに唇を曲げ、つま先立ちになって、有栖川の頬にもしっかりとキスをした。
有栖川:「……」
小さなロリータの唇は柔らかく、綿菓子のようだった。
うん……とても可愛いな。
……
VIP休憩室:
西村絵里は恥ずかしさのあまり、ステージに駆け上がって小さなロリータを抱き下ろしたいと思った。
本当に恥ずかしすぎる。
甘奈……
もう十分だよ。