特に時々寝るときは、やはりミルクが欠かせません。
だから、結果として自分の体にも多かれ少なかれミルクの香りがついてしまうのです。
しかし、甘奈から見れば、ミルクの香りは普通のことです。
男性の口から出ると...なぜか妙に色っぽく、艶めかしくなるのです。
「黒田真一、離して...」
「黒田真一...二人で相談しない?」
「黒田真一...私...生理中なの。」
黒田真一は女性が慌てふためいているのを見て、必死に言い訳と理由を探し始める彼女に、口元の笑みを深めた。
黒い瞳を細めて...黒田真一は腕の中の女性を見つめ、直接身を屈めて西村绘里の胸元のボタンを口に含んだ。
西村绘里:「...」
次の瞬間...
西村绘里は愕然とした。ボタンが外されていたのだ。
なんてこと...
この男は、舌先でボタンを解いたのだ。