第351章 ママ、パパに身を任せて1更(4)

甘奈はすぐにここが大好きになった。

「パパ……ここ、すごく好き……私とママ、これからここに住めるの?」

「もちろんだよ……お前は俺の娘だ……お前のママは、俺の妻だ……」

甘奈は黒田真一の言葉に少し混乱した。

パパがずっと自分とママのそばにいてくれるなら、それでバッチリだ。

……

甘奈は少し眠ったせいで、そして気分がずっと高揚していたので、全く眠気がなかった。

西村绘里がベッドを整えて出てくると、父と娘が親密にボーイの音楽を聴いているのが見えた。

西村绘里:「……」

自分はもう十分聞いた。

西村绘里は小さな顔を赤らめ、多かれ少なかれ顔を赤くしていた。

さっき寝室を片付けに行ったとき、まさに散らかり放題だった……

さらには、開封済みのコンドームまであった……

すべての準備は整っていた。

ただ甘奈が突然現れて……邪魔をした。

それに床には二人の服が散らばっていて……まさに乱れていて、艶めかしかった。

西村绘里は咳払いをして、自分の落ち着かない感情を抑え、自ら前に出て静かに言った。

「だいたい片付けたわ、甘奈、もう寝る時間よ」

「うーん……ママ、できる?……」

「ダメ」

黒田真一:「……」

黒田真一が口を開こうとしたとき、西村绘里はすでに再び口を開いていた:「黒田真一、もし彼女が睡眠不足になったら、翌日は集中力が低下して、授業中に寝てしまうわ。幼稚園ではそれほど重要な授業をしないとはいえ、先生が寝ている生徒を見れば気分が悪くなるし、他の生徒も甘奈を真似するようになるわ」

黒田真一:「……」

「うん、甘奈、ママの言うことを聞くんだ」

「うーん……パパ、もしかして奥さんに頭が上がらないの?さっきまですごく強気だったのに、どうしていきなりダメになっちゃったの?」

甘奈は小さな口をぺちゃくちゃさせながら、さっき黒田真一が給料のことでママを押さえつけると言っていたことを忘れていなかった。

今は……いきなりママの言うことを聞くようになった。

あらら、パパもたいしたことないみたい。

黒田真一:「……」

黒田真一は、軽蔑された。

黒田真一は口元を引き締め、甘奈が本当に軽蔑したような表情をしているのを見て、口角をピクリとさせた。

「俺は彼女を尊敬しているんだ……怖いわけじゃない……」