第557章 色気漂う黒田さん2更(4)

ただ、西村絵里のこの姿は、自分にとっては……

本当にプレッシャーが大きすぎる……

黒田真一は黒い瞳に一筋の暗い光を宿し、目を細め、真剣に頷いた。

「もちろん……」

西村絵里は黒田真一が自分にキスした動作を真似て、男の薄い唇を舐めた。男ののどぼとけが動くのを見て成功し、大きな手がさらに下へと向かう傾向があるのを感じ、口元の笑みを凍らせ、男が気を取られている隙に、直接足を上げて男の両脚の間を蹴った。

黒田真一:「……」

黒田真一は女がこのような小さな動きをするだろうと知っていたが、それでも避けるのが遅く、西村絵里にある程度痛めつけられた……

黒田真一の顔色が変わり、青ざめて恐ろしい様相になった。

西村絵里は男が痛がる様子を見て、満足げに口角を上げた。

「黒田さん、お手柔らかに。」