第592章 旦那様の給料アップ1更(3)

西村絵里はゴクリと唾を飲み込んだ……

反論の言葉が見つからない。

なぜなら、ここは確かに物を作る場所だから。

例えば……愛が生まれる場所。

これは……

西村絵里は頭が混乱してきた。

「黒田真一、私まだ昼食を食べてないから、力がないわ」

「うん……僕に力があれば十分だよ、黒田奥さんは楽しむだけでいい、僕が動くから……」

西村絵里:「……」

冗談じゃないわ。

動くって何よ。

もう少し純粋な考えはできないの?

西村絵里がまだ何か言おうとしたとき、黒田真一はすでに女性の柔らかい唇を自ら奪い、彼女のおしゃべりな口を塞ぎ、彼女のすべての言葉を飲み込んで、キスはどんどん深くなっていった。

キッチンの中で……

すぐに息遣いまでもが熱く、灼熱に、そして甘美になっていった。

……

その後: