そして、わずか3秒のうちに、この新しい投稿は急速に上昇し、赤く強調表示された。
赤く強調表示。
トップに固定され、赤く強調表示。
これはフォーラムの管理者だけができること。
【管理者·007】:銃神ランキング第7位が死亡、最後の位置情報は和国東京、原因不明、第7位の位置は第8位が繰り上がり、残りは順次繰り上がる、ここに告知する。
「……」
フォーラム全体が10秒間静まり返った後、さらに激しく爆発した。
【マジかよマジかよ、本当に死んだのか、誰にやられたのかも分からないなんて、俺は発狂しそうだ。】
【しかも和国で?和国にそんな凄腕の奴がいたのか?どの大物が和国にいるんだ?】
【大物の足取りは全て暗号化されてるから、俺たちには分からないよ。】
【いや、お前ら今回出てきた管理者007に注目してないの???】
【知ったところで何になる?俺みたいな雑魚は管理チームに接触できないし、はぁ、成長値が100万になれば、管理者から特権をもらえるかな?】
【諦めろよ、100万の成長値でも足りないだろ、お前が懸賞ランキング第1位を倒せば、もしかしたらな。】
【もういいや、地球を爆破したとしても、懸賞ランキング第1位と対峙するなんてごめんだ、命が惜しいんだよ。】
【思い出したけど、銃神ランキング第7位って懸賞ランキング第7位の懸賞を受けてなかったっけ?だから懸賞対象に逆にやられたんじゃない?】
【誰にも分からないさ、はぁ、ハンターなんて仕事、やってるうちにいつか命を落とすんだよ、やっぱり俺たちみたいなデスクワークの方がいいな。】
【冗談言うなよ、お前がハッカーだからって追われないと思ってるの?ノートン大学のシステムに侵入してみたらどうだ?[死の微笑]】
【……】
管理者まで出てきて銃神ランキング第7位の死亡を発表したので、ユーザーたちは信じなくても受け入れるしかなかった。
また今回のランキング変動により、多くのハンターたちが警戒心を強めた。
この夜は、国際的に活動する大物たちにとって、間違いなく波乱に満ちた夜となった。
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一方こちらでは。
勝山子衿はバッグを持って部屋に戻り、手早くクローゼットの上に投げ入れた。
さらに洗面所に行って手を洗い、付着した埃を落とした。