第193章 (八更)絶世の美人!!!

天霊姫の人物設定は、まだ若い頃から天下一の絶世の美女と称えられる美人というものだった。

そうでなければ、後のストーリーで天霊姫が美貌によって兵馬大将軍を手中に収め、最終的には絶世の美しさで新皇帝に見初められ、前朝の姫という身分でありながら、新皇帝が衆議を押し切って彼女を宮中に入れて寵妃にするということもなかっただろう。

今、カメラの前の天霊姫は、完全に皆に「絶世傾城」の天下一の美人とは何かを理解させていた。

柳眉は描かずとも黛のごとく、白く繊細な肌を引き立て、唇には淡い赤色の口紅だけで、愛らしく可憐だった。

照明に照らされた小公主様は、片手で恥ずかしそうに慌てて面紗を押さえ、もう片方の手で緊張して裾を持ち上げ、清らかな蓮のように立ち、まさに「泥から出でて染まらず、清らかな蓮として妖しからず」という言葉そのものだった。

生き生きとした大きな瞳は、墨を浸したばかりの黒曜石のように輝き、その視線の先々に星の光をばら撒いているようだった。

どんな化粧も必要とせず、頬の赤みは少女の最高の装飾だった。

【!!!!!!!!!!!!!!】

【マジかよ、俺さっきお湯注いでたんだけど、面紗が落ちた瞬間、やかんも持ちこたえられなくて、熱湯だぞ!熱い熱湯が足にかかって真っ赤になったわ!】

【ああああこれこそ私の心の中の天霊姫だわ、なんてこと!美しすぎる、美しすぎて息ができない、誰か助けて!】

【小説の中の絶世の美女は芸能界の女優さんでは演じられないと思ってたけど、今は間違ってたと思う。くそ、夏挽沅ってどうやってこんな顔になったの!!どうしてこんなに美しいの、マジで。】

【言うことはない、これが私の女神だ。これからは誰が彼女を批判しようとも、まず新街口の王おやじが許すかどうか聞いてみろ。】

【整形したんでしょ?】

【前のやつ、夏挽沅が整形したかどうかはさておき、あなたの目は人工的に整形されたみたいね、お金かかったでしょ?残念だけど、盲目になっちゃったみたい。あの生き生きとした表情、あの気品、整形顔で演じられるか試してみなさいよ?】

第2話で挽沅の面紗が風で落ちるシーンまで来て、視聴者の期待は完全に高まっていたが、続きを見ようとしたところでエンディングが流れ始めた。