結婚して三年。表向きは理想の夫婦として誰もが羨む存在だったが、その実、彼の態度は冷たく、いつも心はすれ違っていた。無関心に疲れ果てた彼女は、ついに離婚届を差し出し、自ら終止符を打った――はずだった。 ところが、別れた途端、あの冷徹だった元夫がまさかの豹変!?毎日のように「ただのご飯だから」と家に上がりこみ、挙げ句の果てにはベッドまで狙ってくる始末……。 世間ではこう囁かれている。「久保社長は元妻に未練たっぷりで、離婚後も過保護が止まらないらしい」と――。