(結婚してから愛が芽生える+双方ピュアで惹かれ合う)
婚姻届を提出する当日、夏目初美はクズ男の婚約を破棄し、見知らぬ男性と即座に結婚した。
今日結婚して明日離婚するつもりだったが、その夜から同居が始まるとは予想外だった。
「夫」は外見はクールだが、実は気遣いがあっての甘えん坊。
彼女のために厄介者を処理する時は迅速かつ冷酷で、天が落ちても彼が盾になる。
やがて…
経済誌の表紙を凝視した夏目初美は疑問に囚われる:
「財閥トップが夫にそっくりなのはなぜ? 幼なじみだと言うんだが、記憶がないのはなぜ?」